依頼内容・ターゲット

「西宮の料理人が考えるヱビスビールに合う逸品グランプリ」(サッポロビール㈱協賛)のメインビジュアル作成依頼です。
特にターゲット層の共有がなかったため、西宮在住の20代後半～30代の仕事をしている男女と設定しました。

▼イベント概要(イベント担当者より)
ヱビスビールのルーツである東京 恵比寿で2015年からスタートしたこのグルメイベントは「世界で一番エビスビールが美味しい街に」を合言葉に年々進化を続けています。
そして2023年には地方初、福の神えびす様をおまつりする神社の総本山があるこの西宮を、ヱビスビールが美味しく飲める街にしたい。そんな想いで開催を決定しました。

実績

こちらは社内でコンペを行い、採用されたデザインです。
前回と合わせて2回連続での採用でした。
(第1回目のデザインはこちら：ヱビスビール2023)

作業範囲・ツール

・背景デザイン※ロゴ(お皿部分)とビールの素材は企業からの提供。
・Illustrator / Photoshop

ポイント

定期的に自分の過去の制作物を見直しており、前回の同イベントでは風景をイメージしたビジュアルを作成したものの、そのデザインで本当にイベントに参加したくなるか？という部分に疑問を抱いていました。
ただ、2年連続同じ内容で依頼が来ることが初めてだったため、どのようにつながりを持たせるのが良いか？や、参加したくなるイベントとはどういうものか？という部分にとても悩みました。
つながりを持たせるという部分に関しては、前年でも使用した素材(ロゴ・ビール)を今回も使用するという条件だったためクリアしていると考えたため、「参加したくなるイベント」に重きを置いて考えました。

「どういうイベントであれば自分が参加したくなるか＝どういう場面が一番気持ちが高まるか？」
ユーザーの立場に立った時自分であれば、飲み会での一口目の喜び・人とのつながりを感じられる瞬間を想起させる「乾杯」という行為が一番だと考えました。その思考の結果、前回は街を引きで見ていましたが、それとは異なる視点で乾杯シーンをドアップで見せる大胆な構図にすることができました。

展開

A2ポスターのほかに、イベントのA5冊子・WEBデザイン・ニシマグサイトに掲載する用のバナー画像の作成を行いました。

• イベントのA5冊子の実物写真

  



• ニシマグサイト用のバナー